松平 健 錦秋公演 @新宿コマ劇場 200410.16  
暴れん坊将軍スペシャル 唄って踊って八百八町 〜フィナーレ マツケンサンバ

楽しみにしていたのだ。
さかのぼること2年弱。松平健さんがスゴイことになっているらしい、と教えてもらったのが始まり。
NHKの音楽番組でそのお姿を観てからというもの「ぜひ、ぜひ生でマツケンを!!」が悲願(オオゲサ)。
そしてついに迎えたこの日。

ミュージカル「暴れん坊将軍」時代劇のミュージカル。
暴れん坊将軍のテーマ曲もばっちり流れるし、殺陣も迫力があり。
やはり健さん(新さん)は素敵であった。昔(小学生の頃)暴れん坊将軍、好きだったんだよねぇ。
強くて優しい、新さんに憧れていたのだ。舞台でもその雰囲気は変わらず、嬉しかった。

ワタシは新さんとじいのやり取りがドラマを見ているときから好きで、今回の舞台でもあのオトボケた、でもほのぼのとした暖かい空気が感じられるといいなぁ、なんて思ってたんだけど…ばっちり。2人のお互いを思いやる気持ちが伝わってきた。
うん、あの2人のシーンはドラマでも舞台でもいいね、うんうん。

ところどころに散りばめられたお笑いポイントもなかなかよい。
お笑い担当(?)岡っ引き役の 芦屋 雁平さん、とてもいい味だしてました。
キュートでオマヌケなぼけっぷりが笑いを誘っていたなぁ。

ヒロインの大鳥れいさんは元宝塚。ワタシは2度目の拝見で。一回目は宝塚版エリザベート。
エリザベート役の時の大鳥さんはかっこよかった。
今回の役もきりりとした力強いでもかわいらしさも併せ持った、瓦版屋の女性の役。
エリザベートといい、こういう気の強い役(意志の強い役)が得意なのだろうか。とてもはまっていた。
…がやはり。キレイだった〜。最後、姫として出てくるんだけど。
もろ「お姫様」ってカンジで。かわいかった。

このミュージカル「暴れん坊将軍」の中でのワタシの最高のツボだったのは、
悪役3人が歌い上げる「 悪党ほどおもしろい商売はない」だ。
歌が美味いとかそういう問題ではなくて。可笑しいんだよ!
歌詞も振りも、表情もなにもかもが。♪丑三つ時にゃ 血が踊る♪とか角出したポーズとかで歌わないで〜!!
泣きました、ワタシ。泣き笑い。いやぁ、あの三人最高!!だははは!!!

そして、ショーに突入。
健さんが歌う!踊る!光るミラーボール!点滅する電飾!!
すごいよ、こりゃすごいよ。こんなの観たらみんな健さんファンになっちゃうよ!
周りのオバサマたち大興奮。一緒に歌う、揺れる。

そして、そして!!
ついに観てしまいました。マツケンサンパ。
キラキララメラメのお着物をまとった健サマ。腰元ダンサーズを従えて、歌い踊るマツケン。
悪役さんもじいもみーんな、キラキラの着物を着て踊る、踊る、踊る。
壮観であった。すご・・・。

あのキラキラの着物はパンフの説明によると5キロ以上あるらしい。
それを来てのすり足ツーステップ、あのノリノリ度。素晴らしいっす。
ちなみに足袋は銀足袋と金足袋。衣装ではき分けていた。
こだわりですな。

観る前までは「マツケンサンバ」のみに注目していたのだけど、
いやいや、ミュージカル「暴れん坊将軍」とても良かった。
しっかりとした構成、安心の歌唱力、ダンスもあり。公演期間、1ヶ月なんてもったいないくらい。
時間があれば(お金もた…)もう一回観たいと思った。
DVDとかにはならないだろうしな…。全部オリジナル曲だから作ろうと思えば作れそうだけどなぁ。
欲しいなぁ。観たいなぁ。

そんなこんなで満足のこの公演。
追記すべきことは…。
  ・劇場で売っている健さまグッズの充実度にびっくり。
   ブロマイド、カレンダーは当たり前。携帯ストラップ、薬入れ(…コマっぽいね)
   健さんが印刷された缶に入ったアーモンドクランチとか、
   健さんの写真がついている油取り紙等々、売り場は大盛況であった。
   マツケンサンバ用の光りセットも販売されていた。
  ・山村紅葉さんが出演されていて嬉しかった(2時間ドラマフリークとしては)

観劇後、速攻帰省。
着いてすぐ聞かれたコト。
「なんで松平健なの?」→「マツケンだから…」
「なんでマツケン?」
…なんでって…観たかったからよ、マツケンが。

いや、でも少しでも興味のある方にはぜひお勧めしたい。これは見て損はありませんぞ!!ホントに。


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